お布施をしよう【GOD】
※拾い画
~坊主憎けりゃ袈裟まで憎い~
ま、1度は聞いたことの有ることわざだと思います。
意味は上の画像の通りですね。
語源としては昔の僧侶たちが宗教活動を疎かにし汚職に精を出していたので民衆が憎むようになった、って説が有力です。
(詳しくはググって下さい)
ちなみに袈裟ってのはお寺さんが葬儀の時につけるあれです。
※拾い画
元々は価値や使い道が無くなり捨てられたぼろ布、死者の衣服、汚物を拭うくらいしか用の無くなった端布を拾い集め綴り合せて身を覆う布を作った代物であり決して高価な物ではありませんでした。
(これもググったら詳しく出ます)
皮肉なことに今ではこれが逆に高価なモノに成り果ててますが………。
(一応事情的なのはあるけど割愛)
そうやってきらびやかな身なりだしきっと非課税だし坊主丸儲けで坊主憎いからお布施なんてするもんか!って考えてる人も多いですよね。
※拾い画 クレーマーのイメージ
とても浅はかな考えです。
想像力が足りてない。
まず最初に言っておきますが、お布施というのはして頂いたことに感謝する修行だということを念頭に置いて下記を読んで下さい。
恐らく、お布施ふざけんな派は
「なんでお経唱えて偉そうなこと言って帰るだけの奴に何十万も払わないかんのだ」
みたいな事を考えてるかと思われます。
※拾い画 使いまわし?クレーマーなんて使いまわしでよいのだ。
しかしそこに至るまでの道のりを考えていない。
まず僧侶になる為にはその宗派の属する大学にウン百万の金と数年の時をかける必要が有ります。
(昔は寺だったのが今は大学)
しかも金と時間をかければ必ずなれるというモノでも無くて厳しい修行で諦める人も多いとか。
ある意味投資より酷い。
んで頑張って僧侶になれたとしても宗教家としてやってく以上、今度は高額な法衣やら仏具やらを購入して維持する必要が有ります。自腹で。
※拾い画 繰り返しますが自腹です。
これらの維持費もぱないですがそもそも私達と同じように生きてる以上、生活費もかかります。
霞(かすみ)を食べて生きてるワケではありません。
霞(かすみ)を食って生きてるのは僧侶じゃ無くて仙人です。
※拾い画
そして税金もかかります。
非課税なのはお布施だけです。
最早、坊主丸儲けどころか坊主丸裸のほうが実態だと言えます。
※坊主丸裸のイメージ図
そういう苦労を経て、ようやくお経を唱えてくれる所に至ってるんです。
それをして頂いたんだから、当然お寺さんもふさわしい対価を貰うべきです。
(“対価”という表現は少し間違ってますが敢えてこの表現を使わせて頂きます)
これは商売の基本に通じる話でも有ります。
良く有る話としてデザイナーに依頼をしておいて絵描いただけだからそんなに金取るんじゃねーよ的な話が出ますが、これも対価についての価値を考えて無いから起こる意見です。
※デザイナー 対価 でGoogle 検索すると山ほど事例が出てきます。
自分の都合しか考えてない。
そういう人達が居るからこそお布施という“修行”が存在するんです。
※拾い画
だからお布施をする時はきちんと相手の事を考えるべきなんです。
というワケで私達も我らの神様にお布施しましょう。
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※刑部はハゲてますが坊主ではありません。念のため。
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